自宅でのストレッチだけでは物足りない…。
どうせ本格的に習うなら、K-popアイドルのような、しなやかで引き締まった体を目指したい!
そう思って情報を集めると、「ピラティス」というキーワードが浮かび上がってきますよね。
でも、同時に「ヨガ」という選択肢もあって、「一体どっちが私の理想の体型に近づけるの?」と悩んでいませんか?
この記事では、かつて同じように悩んだ私が、なぜ最終的にピラティスを選んだのか、その理由を正直にお話しします。
ピラティスとヨガの違い
まず、似ているようで全く違う、ピラティスとヨガの特徴を比較表にまとめました。
比較項目 | ピラティス | ヨガ |
目的 | 体の歪みを整え、 理想のボディラインを作る | 心と体の調和、 リラックス |
成り立ち | 負傷兵のリハビリテーション | 古代インドの修行法・瞑想 |
主な効果 | 体幹強化、 姿勢改善、 ボディメイク | 柔軟性向上、 ストレス軽減、 精神安定 |
呼吸法 | 胸式呼吸(交感神経を優位に) | 腹式呼吸(副交感神経を優位に) |
向いている人 | 体を根本から変えたい、 姿勢を良くしたい人 | 心身をリラックスさせたい、 柔軟性を高めたい人 |
似ているようで全然違う!具体的な動きの例
表だけだと、まだイメージが湧きにくいかもしれませんね。
「似ているポーズ」でも、意識するポイントが全く違うんです。
例1:
呼吸法の違い
- ヨガの呼吸は、お腹を風船のように膨らませる「腹式呼吸」が基本。
深い呼吸で副交感神経を優位にし、脳に「リラックスしていいよ」と伝えてあげるイメージです。 - ピラティスの呼吸は、お腹を薄くしたまま肋骨を横に広げる「胸式呼吸」。
これは、常に体幹(インナーマッスル)を安定させたまま、体を動かすための呼吸法です。
例2:
動きの質の違い
- ヨガでは、一つのポーズをじっくりと維持(キープ)したり、ポーズからポーズへ流れるように動いたりします。
ゴールである「ポーズの完成形」を目指す中で、心身の変化を感じていきます。 - ピラティスでは、背骨ひとつひとつの動きを意識するなど、「動きの正確さ」を重視します。
ゆっくりと脚を上げる動き一つでも、「骨盤を動かさず、お腹の力でコントロールできているか」という過程(プロセス)が何よりも大切にされます。
私がピラティスを選んだ理由
さて、ここまで客観的な違いをお話ししてきましたが、やはり決め手は「自分に合うかどうか」です。
私が目指したのは、心身のリラックス以上に、「見せるための、しなやかな筋肉」でした。
そんな時、多くのK-popアイドルが体型維持に取り入れているのがピラティスだと知り、私の興味は確信に変わりました。
彼女たちの、ただ細いだけではない、華奢なのに引き締まった美しいライン。
その根幹にピラティスがあると知り、「私が目指すのはこれだ!」と直感したのです。
実際に始めてみると、ピラティスはまさに「体の使い方を学ぶ」エクササイズでした。
特に、体の深層部にあるインナーマッスルを鍛えることで、外側の筋肉を無駄に大きくすることなく、体の内側に「天然のコルセット」を作り上げることができます。
これが、ゴツゴツした筋肉ではない、あの美しいボディラインを作る秘訣なのだと実感しました。
長年悩んでいた巻き肩が改善され、姿勢が良くなっただけで自分に自信が持てるようになったのは、本当に大きな変化でした。
結局どっちが良い?
ここまで私の体験談を交えながら、ピラティスにハマった理由をお伝えしてきました。
でも、「ヨガもピラティスも、結局どっちがいいの?」と迷う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、ヨガで心身をリラックスさせながら柔軟性を高め、ピラティスで体の軸を整え、しなやかな筋肉をつける…というように、両方を組み合わせることで、相乗効果でさらに質の高いボディメイクが期待できるんです。
心と体の両方から健康で美しい自分を目指したい方は、
こちらの記事『ピラティスとヨガ両方やるとどうなる?40代の効果を検証!』もぜひ参考にしてくださいね!