次期iPhone17の発売を待っている人の中には、iPhoneのデザインも気になる点の一つだと思う。
最近情報には折りたたみタイプになるかもしれないという話も出ている。みんは折りたたみタイプのスマホをどう思っているのだろうか?
私はまったく欲しいと思っていない。あらためて折りたたみスマホのメリット・デメリットを確認しながらiPhone17の発売を待つファンとしての考えをまとめてみた。
折りたたみデザインになるiPhone17
iPhone17のデザインが折りたたみになるかもしれない。これは定期的にリーク情報として上がっているが今回も折りたたみデザインの画像がネット上で公開されている。
iPhone17 Airは税込139,800円〜折りたたみモデル2種類が再来年発売かhttps://t.co/gosTHGwUXe pic.twitter.com/CLfvaP2ior
— iPhone Mania (@iPhoneMania_jp) December 16, 2024
iPhone17に限らず折りたたみスマホの評価はどうだろうか?私も含めて私の周りには折りたたみスマホを使用している人はとても少ないです。
日本の特徴になっているが、iPhone使用者が圧倒的に多い。
iPhoneで折りたたみが出れば購入者もいるかもしれない。
現在、販売されている折りたたみスマホの特徴から次期iPhone17の購入の参考にしてください。
各社の折りたたみスマホ
折りたたみスマホはすでに、各社からいくつか発売している。
- Samsung
- Motorola
- Xiaomi
- OPPO
- HUAWEI
メーカー | 型式 | タイプ | 特徴 |
Samsung | Galaxy Z Fold6 | 横折り | 大画面でタブレットのように使える。マルチタスクに最適で、Sペン対応 |
Samsung | Galaxy Z Flip6 | 縦折り | コンパクトで持ち運びやすい。スタイリッシュなデザインが人気 |
Pixel 9 Pro Fold | 横折り | 高性能カメラと純正Androidの最適化が魅力。大画面での操作が快適 | |
Motorola | razr 50 | 縦折り | 軽量でコンパクト。持ち運びやすく、スタイリッシュなデザイン |
Xiaomi | MIX Fold 3 | 横折り | 極薄軽量で、ハイパフォーマンス。大画面での操作が快適 |
Xiaomi | MIX Flip | 縦折り | 高性能カメラと大容量バッテリー。コンパクトで持ち運びやすい |
OPPO | Find N3 | 横折り | 大画面での操作が快適。ハッセルブラッド監修のカメラが魅力 |
OPPO | Find N3 Flip | 縦折り | コンパクトで持ち運びやすい。高性能カメラが魅力 |
HUAWEI | Mate X3 | 横折り | 幅広のディスプレイと高性能カメラ。独自OS「HarmonyOS 5」を搭載 |
折りたたみスマホの種類
折りたたみスマホには縦折りと横折りの2タイプがある。
縦折り型
- コンパクト: 縦に折りたたむことで、ポケットや小さなバッグに収まりやすく、持ち運びが便利です。
- デザイン: 昔のフィーチャーフォンに似たデザインで、スタイリッシュな外観が特徴です。
- 使用感: 開いたときは通常のスマホサイズで、片手で操作しやすいです。
- 例: Samsung Galaxy Z Flipシリーズ、Motorola razrシリーズ、OPPO Find N3 Flip。
横折り型
- 大画面: 横に開くことで、タブレットのような大画面を提供し、マルチタスクやエンターテインメント用途に適しています。
- 機能性: 大画面を活かした多機能な操作が可能で、Sペン対応モデルもあります。
- 使用感: 開いたときは広い画面で、複数のアプリを同時に使うことができます。
- 例: Samsung Galaxy Z Foldシリーズ、Google Pixel Foldシリーズ、Xiaomi MIX Foldシリーズ。
折りたたみスマホのメリット
折りたたみスマホのメリットは特徴から分かるように、縦折りならコンパクト、横折りなら大画面の2つに大別されます。
私は縦折りのコンパクトになることはメリットに感じていません。
そもそもタブレットサイズ以外は大体ポケットに入るサイズになっています。
横折りの大画面サイズは、見やすいという最大のメリットがあります。
ネット検索した文字やアプリでの操作も大きいサイズだけのメリットです。
折りたたみスマホのメリットは大画面でのスマホ操作になります。
折りたたみスマホのデメリット
折りたたみスマホのデメリットは大きくはないと思っています。前述したメリットも私の感じた好みです。その中でも気になる点があるのは折りたたむ際のヒンジの部分です。
ヒンジの特徴をまとめてみました。
メーカー | 型式 | ヒンジの特徴 |
Samsung | Galaxy Z Fold6 | スリムで耐久性の高いヒンジ。新素材使用 |
Samsung | Galaxy Z Flip6 | 4本のドライブシャフト。デュアルレール構造 |
Pixel 9 Pro Fold | 多相合金スチールと航空宇宙グレードのアルミニウム合金 | |
Motorola | razr 50 | 高精度なヒンジ設計。レザー調仕上げ |
Xiaomi | MIX Fold 3 | 50万回の折りたたみに耐える。複雑な構造 |
OPPO | Find N3 | 耐久性の高いヒンジ。滑らかな開閉 |
OPPO | Find N3 Flip | 高級感のあるマイクロカービングデザイン |
HUAWEI | Mate X3 | 世界最薄級。軽量で耐久性が高い |
vivo | X Fold 3 | 厚み4.65mm。薄型軽量 |
vivo | X Flip | 隙間なく閉じる。フレックスモード対応 |
ヒンジの画面への影響
各社の折りたたみスマホのヒンジが画面にどの程度の影響があるのかを調べてみました。
1. Samsung (Galaxy Z Fold/Flip シリーズ)
シワ軽減の水滴型ヒンジ、視認性と耐久性のバランス
水滴型ヒンジにより、画面中央部のシワは比較的目立ちにくい。完全にフラットではないため、画面オフ時や特定の角度からはシワが確認できる。画面の視認性は高く、動画視聴やゲームプレイも快適。長時間の使用でも、シワによる違和感は少ない。
2. Google (Pixel Fold)
フラットに近い表示、耐久性重視のヒンジ
他社と比較して、開いた時の画面のフラットさを重視。ヒンジの設計により、シワは薄く、目立ちにくい。ただし、完全にシワが消えるわけではない。画面の反射を抑える工夫がされており、屋外での視認性も高い。
3. Motorola (Razr シリーズ)
コンパクトな縦折りたたみ、シワの分散
縦折りたたみのため、横方向にシワが発生。ただし、画面全体に均一に力が加わるように設計されており、シワが極端に目立つことはない。コンパクトなサイズとのトレードオフとして、画面サイズはやや小さめ。
4. Xiaomi (MIX Fold シリーズ)
大画面とフラットさを追求、折り目の少ない表示
大画面を特徴とし、ヒンジの工夫により、画面のフラットさを追求。シワは比較的目立ちにくい。画面の発色も良く、高画質のコンテンツを楽しむのに最適。ただし、本体サイズが大きいため、片手での操作は難しい。
5. OPPO (Find N シリーズ)
独自のヒンジ構造、シワ軽減と画面の保護
独自のヒンジ構造により、画面中央部のシワは非常に目立ちにくい。画面の保護性能も高く、安心して使用できる。コンパクトなサイズながら、画面の視認性は高い。
6. HUAWEI (Mate XT シリーズ)
フラットに近い画面、美しい表示
内側折りたたみモデルでは、画面を完全にフラットにできるため、シワがほとんど目立たない。画面の美しさを最大限に引き出すことが可能。高画質の映像コンテンツやゲームを、最高の状態で楽しめる。
上記の情報に基づくと、最も画面への影響が少ない(シワが目立ちにくい)と思われるのは、HUAWEI (Mate XT シリーズ)です。
理由は、内側折りたたみモデルでは、画面を完全にフラットにできるため、理論上、シワがほとんど発生しないからです。
折りたたみiPhoneは必要なのか|まとめ
折りたたみスマホは大画面になることがメリットです。持ち運びではコンパクトに使用する時には大画面になる折りたたみスマホは利便性が高いデザインスマホだと思います。
iPhone17の発売日の発表はまだまだで、世界中が注目するスマホのひとつです。どのようなデザインになるのかがiPhoneユーザーは気になるところです。
しかし、頻繁に浮上する情報の折りたたみスマホはまた不発で終わるのではないかと思っています。
折りたたみスマホは一台でタブレットの役割りを果たすため今後はiPad miniのサイズ市場の中でライバルとして広がる可能性があるデバイスになる可能性はあります。