MacBookのメモリ8GBは足りないけど増設ってできるの?

MacBookを購入するとき、メモリの選択で悩む人は多いですよね。特に 「8GBで十分?」「後からメモリを増設できる?」 という疑問を持つ人も多いでしょう。

この記事では、MacBookのメモリ増設の可否、8GBと16GBの違い、どちらを選ぶべきか について詳しく解説します。購入前に知っておくべきポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください!

メモリ増設ができるMacBookモデル

ただし、古いMacBookの一部モデルではメモリ増設が可能 です。以下のモデルは、後からメモリを交換・増設できます。

MacBookモデルメモリ増設の可否
MacBook Pro 13インチ(2012年~2015年)○ 可能
MacBook Pro 15インチ(2012年~2015年)○ 可能
MacBook 13インチ(2010年~2012年)○ 可能
MacBook Air・Pro(2016年以降)✕ 不可

もし 2015年以前のMacBook Proを持っている場合は、メモリを増設できる可能性がある ので、一度確認してみましょう。

購入時にメモリ量は選択が必要

前述の通り、最新のMacBookではメモリ増設ができません。そのため、購入時にメモリ容量を慎重に選ぶ必要があります。

Appleの公式サイトでは、MacBookの購入時にメモリを「8GB」「16GB」「32GB」などから選択 できます。後から変更できないため、将来の用途も考慮して選ぶことが大切です。

カスタマイズ方法(Apple公式サイトの場合)

  1. Apple公式サイトにアクセス
  2. 購入したいMacBookモデルを選択
  3. 「構成を選択」画面でメモリ容量を指定(8GB/16GB/32GBなど)
  4. その他のカスタマイズを選び、購入手続きへ

Appleストアや家電量販店で購入する場合、すでに決まったメモリ容量のモデルしか販売されていない ことが多いので、公式サイトでのカスタマイズ購入を検討するのもおすすめです。

MacBookの8GBメモリは十分?

8GBメモリでできること

8GBのメモリは、一般的な用途では問題なく動作 します。具体的には、以下のような作業が快適にできます。

日常的な作業(ネットサーフィン、メール、動画視聴)
オフィス系アプリ(Word、Excel、PowerPoint)
軽めの写真編集(Adobe Lightroomの基本操作など)
プログラミング(小規模開発)(VSCode、Xcodeの軽いプロジェクト)

これらの用途であれば、8GBでも十分 です。特に、M1・M2・M3チップ搭載のMacBookは「ユニファイドメモリ」という仕組みを採用しており、Windows PCの8GBメモリよりも効率よく動作 するため、8GBでも快適に使えます。

8GBメモリの限界

ただし、以下のような作業をする場合は、8GBだと足りなくなる可能性 があります。

4K動画編集(Adobe Premiere Pro、Final Cut Proなど)
3Dデザイン・モデリング(Blender、Mayaなど)
仮想マシンの使用(Parallels、Dockerなど)
大量のブラウザタブを開く(特にChromeはメモリを多く消費する)

これらの作業をする場合は、16GB以上のメモリを選んだほうが快適 です。

最新のMacBookは16GBが標準仕様に!8GBモデルはもう選べない?

2024年10月、Appleは「MacBook Air」の標準メモリを 8GBから16GBに増強 し、価格は据え置きと発表しました。これにより、最新のMacBookシリーズでは8GBモデルを選択することができなくなりました

MacBook Air / MacBook Proの最新モデルはすべて16GB以上!

Appleが発表した最新のMacBookラインナップを見てみましょう。

モデルメモリ価格(税込)
MacBook Air 13インチ(M3)16GB164,800円〜
MacBook Air 15インチ(M3)16GB198,800円〜
MacBook Air 13インチ(M2)16GB148,800円〜
MacBook Pro 14インチ(M4)16GB約175,000円〜
MacBook Pro 16インチ(M4)16GB約230,000円〜

このように、最新のMacBookシリーズはすべて16GBが標準搭載 となっており、8GBモデルを選択することはできません。

なぜAppleは8GBモデルを廃止したのか?

Appleが8GBメモリモデルを廃止し、16GBを標準化した背景には以下の理由が考えられます。

  1. パフォーマンス向上のため
    • macOSの動作がスムーズになり、マルチタスクやアプリの起動がより快適に。
  2. 将来のソフトウェア要件を見据えた設計
    • 今後のmacOSアップデートや最新アプリは、より多くのメモリを必要とする可能性が高い。
  3. Appleシリコンの進化に対応
    • M3、M4チップとユニファイドメモリの組み合わせにより、16GBでも高いパフォーマンスを発揮できる。

これからMacBookを買うなら、最低でも16GB!

もし、8GBモデルのMacBookが欲しい場合は、旧モデルを探すしかありません。しかし、これから数年間快適に使うことを考えると、標準で16GB搭載されている最新モデルを選んだ方が安心 です。

特に、以下のような使い方をするなら 16GB以上が必須 です。
✅ ブラウザでたくさんのタブを開く
✅ 動画編集や画像編集をする
✅ プログラミングや仮想マシンを使う
✅ 長期間MacBookを快適に使いたい

「8GBでも足りるかな?」と迷っている方も、これからは16GBが当たり前の時代 です。MacBookを購入するなら、最新の16GBモデル を選びましょう!

16GBメモリのメリットと必要性

16GBメモリでできること

16GBのメモリを搭載すると、以下のような作業がスムーズになります。

高度なマルチタスク(複数のアプリを同時に快適に操作)
4K動画編集(Final Cut Pro、Premiere Proなど)
プログラミング(大規模開発)(Xcode、Android Studio、Docker)
デザイン・写真編集(Photoshopで高解像度の画像編集)
ゲーム(Mac対応の3Dゲームを快適にプレイ)

特に、動画編集やプログラミングをするなら16GB以上が推奨 されます。

16GBメモリを選ぶべき人

以下に当てはまる人は、16GBメモリのMacBookを選んだほうが後悔しにくい です。

🟢 長期間MacBookを使いたい人(将来的にメモリ不足のリスクを減らせる)
🟢 クリエイティブな作業をする人(動画編集、デザイン、音楽制作など)
🟢 仮想環境を利用する人(Parallels、Docker、VMwareなどを使う)
🟢 複数のアプリを同時に使う人(ブラウザ、Office、Slack、Zoomを同時に使用)

もし予算が許すなら、長期的な視点で16GBを選ぶのもアリ でしょう。

まとめ|MacBookのメモリは購入時に慎重に選ぼう

MacBookのメモリは、購入後に増設できません!
そのため、購入時に慎重にメモリ容量を選ぶことが重要です。

8GBが向いている人
✔ 一般的な作業(ネット、オフィスソフト、軽いプログラミング)をする人
✔ 価格を抑えたい人

16GBが向いている人
✔ 動画編集やデザイン、プログラミングなどの高負荷作業をする人
✔ 長期間MacBookを使いたい人

おすすめの選び方

  • ライトユーザー → 8GBでOK
  • クリエイター・エンジニア → 16GB以上がおすすめ

MacBookのメモリ選びは、将来の使い方も考慮して決めることが大切 です。ぜひ、最適なモデルを選んでください!

🔗 おすすめMacBookを見る 公式サイトはこちら