iPhone 16eのゲーム性能は問題ない!バッテリーも長持ち!

Appleの最新エントリーモデル「iPhone 16e」が登場しました。
コストパフォーマンスに優れたモデルながら、A18チップを搭載し、高い処理能力を誇ります。
では、ゲーム性能は問題ないのか? バッテリーはどのくらい持つのか?
本記事では、iPhone 16eの性能を詳しく解説し、他のiPhoneやスマートフォンとの比較も行います。

iPhone 16eの性能

まずはiPhone 16eの基本的な性能を見ていきましょう。

項目iPhone 16eのスペック
チップセットA18チップ
ディスプレイ6.1インチ Super Retina XDR
バッテリー駆動時間約12時間54分(Wi-Fi使用時)
カメラ48MP広角カメラ(単眼)
重量167g
その他MagSafe非対応、Qiワイヤレス充電対応

A18チップを搭載し、処理能力はiPhone 16とほぼ同等。
ディスプレイは6.1インチのSuper Retina XDRを採用しており、鮮やかな発色を実現しています。

iPhone 16eのゲーム性能

では、iPhone 16eのゲーム性能について詳しく見ていきましょう。

iPhone 16eはゲームをしても問題ない?

結論から言うと、iPhone 16eはほとんどのモバイルゲームを快適にプレイできます。
搭載されているA18チップは、CPU性能がiPhone 16とほぼ同じで、日常的な動作では遅延を感じることはありません。

ただし、GPUコアの数がiPhone 16よりも少ないため、高負荷な3Dゲームでは若干の性能差が出る可能性があります。

ベンチマークテスト

iPhone 16eのゲーム性能を数値で見てみましょう。

ベンチマークiPhone 16eiPhone 16iPhone 16 Pro
Geekbench 6(CPU)シングル: 約2500 / マルチ: 約6300シングル: 約2520 / マルチ: 約6350シングル: 約2580 / マルチ: 約6450
3D Mark Wild Life Extreme(GPU)約3800約4200約6500
Antutu(総合スコア)約95万約100万約140万

CPUの性能差はほとんどなし!
しかし、GPUのスコアを見ると、iPhone 16 Proとは約45%の差があります。

これは特に3Dゲームや高負荷のゲームアプリをプレイする際に影響します。
例えば、「原神」や「PUBG」などの高グラフィックゲームでは、最高設定ではなく中程度の設定でのプレイが推奨されます。

メジャーなゲームアプリでの動作

以下は、人気ゲームアプリをiPhone 16eでプレイした場合のパフォーマンスです。

ゲーム名動作の快適さ設定推奨
モンスターストライク◎(快適)最高設定OK
Fate/Grand Order◎(快適)最高設定OK
ウマ娘 プリティーダービー○(やや快適)中設定推奨
パズル&ドラゴンズ◎(快適)最高設定OK
ラストウォー:サバイバル○(やや快適)中設定推奨
崩壊:スターレイル△(負荷大)中設定推奨
eFootball△(負荷大)中設定推奨
原神△(負荷大)中設定推奨

カジュアルゲームやパズル系ゲームなら全く問題なし!
しかし、3Dグラフィックを多用するゲームでは、設定を調整する必要があるでしょう。

iPhone 16eのバッテリー性能

ゲームを長時間プレイするなら、バッテリーの持ちも重要なポイントです。
iPhone 16eのバッテリー性能を詳しく見ていきましょう。

iPhone 16eのバッテリー性能の詳細

項目iPhone 16eiPhone 16iPhone 16 Pro
バッテリー容量3,961mAh3,561mAh4,352mAh
連続使用時間約12時間54分約12時間41分約13時間
急速充電30分で59%充電30分で57%充電30分で60%充電

iPhone 16eは、バッテリー容量がiPhone 16より約400mAh多く、連続使用時間も長いのが特徴です。

特に、ゲームプレイ時のバッテリー持ちは優秀で、
・「モンスターストライク」なら約8時間
・「ウマ娘 プリティーダービー」なら約5時間
・「原神」なら約3.5時間
の連続プレイが可能です。

また、30Wの急速充電に対応しており、30分で約59%の充電が可能です。
短時間の充電でしっかり回復できるのもポイントですね!

iPhone 16eのバッテリーと他のスマホとの比較

iPhone 16eのバッテリー性能を、他のスマホと比較してみました。

スマホ機種バッテリー容量連続使用時間
iPhone 16e3,961mAh約12時間54分
iPhone 163,561mAh約12時間41分
iPhone 16 Pro4,352mAh約13時間
iPhone 16 Pro Max4,685mAh約14時間
Galaxy S24 Ultra5,000mAh約15時間
Google Pixel 8 Pro5,050mAh約14時間30分

他のiPhoneシリーズと比べても、iPhone 16eのバッテリー持ちは優秀
ただし、Galaxy S24 UltraやPixel 8 ProといったAndroidのハイエンドモデルには及びません。

iPhone 16eはゲーミングスマホの代わりになる?

ゲーミングスマホといえば、ASUSの「ROG Phone」シリーズやRedMagicシリーズが有名です。
iPhone 16eはこれらと比べてゲームに適しているのかを検証してみましょう。

ゲーミングスマホとの比較

項目iPhone 16eROG Phone 8RedMagic 9 Pro
チップセットA18チップSnapdragon 8 Gen 3Snapdragon 8 Gen 3
RAM6GB12GB / 16GB12GB / 16GB
ディスプレイ6.1インチ / 60Hz6.78インチ / 165Hz6.8インチ / 120Hz
バッテリー容量3,961mAh5,500mAh6,500mAh
冷却システムなしベイパーチャンバー冷却アクティブファン冷却
スピーカーステレオスピーカーデュアルフロントスピーカーデュアルフロントスピーカー

この比較から分かることは、iPhone 16eは一般的なゲームには十分な性能を持っているものの、ゲーミングスマホと比べると特化した性能が少ないということです。

特に、リフレッシュレート(Hz)の違いがゲーム体験に大きく影響します。
iPhone 16eは60Hzのディスプレイなので、滑らかさでは165HzのROG Phone 8や120HzのRedMagic 9 Proには及びません。

iPhone 16eのメリット・デメリット(ゲーミング用途)

メリット

✅ A18チップ搭載で日常使いは快適
✅ iPhoneならではの最適化でゲームの動作は安定
✅ 軽量で持ちやすく、長時間プレイしやすい
✅ バッテリー持ちが良く、充電も速い

デメリット

❌ リフレッシュレートが60Hzで、ゲーミングスマホに比べると滑らかさが劣る
❌ RAMが6GBと少なめで、重いゲームを長時間プレイすると影響が出る可能性あり
❌ ゲーミングスマホのような冷却システムがなく、高負荷時に発熱しやすい

「カジュアルゲーマーなら問題なし! でも、本気でゲームをするならゲーミングスマホの方が快適」
といった結論になりますね。

iPhone 16eがおすすめな人

ここまでの情報をもとに、iPhone 16eが向いている人・向いていない人をまとめてみました。

iPhone 16eが向いている人

✅ 普段使いをメインにしつつ、たまにゲームをする人
✅ 「PUBG」「モンスト」「FGO」など、そこまで負荷の高くないゲームをプレイする人
✅ 軽くてコンパクトなスマホを探している人
✅ バッテリー持ちの良いiPhoneが欲しい人

iPhone 16eが向いていない人

❌ 「原神」や「崩壊:スターレイル」など、高負荷のゲームを長時間プレイする人
❌ 120Hz以上の高リフレッシュレートでゲームを楽しみたい人
❌ 本格的なゲーミングスマホが欲しい人

結論としては、
「普段使い+ライトゲーミングならiPhone 16eで十分! でも、本格ゲーマーは上位モデルやゲーミングスマホを検討すべき!」
ということですね。

まとめ:iPhone 16eのゲーム性能とバッテリーは問題なし!

最後に、iPhone 16eのゲーム性能とバッテリーについてまとめます。

  • A18チップ搭載で、基本的なゲームは快適に動作
  • 3Dゲームもプレイ可能だが、高負荷のゲームは中設定が推奨
  • バッテリー持ちは優秀で、長時間のゲームプレイにも対応可能
  • ゲーミングスマホには及ばないが、カジュアルゲーマーには最適

もし、「iPhone 16eでゲームをプレイしたいけど、性能に不安がある……」という方は、
ゲーム用途に応じてiPhone 16やiPhone 16 Proを検討するのもアリですね!